Violinear

スケールでヴィブラートをかける

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スケール=ノンヴィブラートと決めてかかってはいないでしょうか。

スケール練習の目的は、とどのつまりは曲で使うためです。そして曲で出てくるパッセージは、ほとんどヴィブラートをかけて弾くことになります。

スケールでヴィブラートをかけると、途端に質が落ちてしまうようでは、長時間かけて使い物にならない練習をしていたことになります。

特に、ハイポジションの細かいパッセージが頻繁に出てくるヴィルトゥオーゾ系の曲に取り組む際には、ヴィブラートをかけた緩急のスケール練習が必須となります。

また、フルサイズに替えて1、2年経ったら、スケール練習はヴィブラートの掛け外しをしながら弾いてみることをお勧めします。ノンヴィブラートで弾いていたのでは分からない左手の弱点があぶり出されてくるはずです。

よく見られるのが、ハイポジションになったときに左手の親指の先を「く」の字に曲げ、楽器の淵に引っ掛けて弾いている形です。

親指の付け根がまだ弱いためにそのような形になってしまうのですが、これではヴィブラートが思うようにかけられないはずです。

こうした症状に気付いたら、師事している先生に親指の付け根を鍛える方策を訊いてみて下さい。

このヴィブラートの掛けはずしは、セヴシックのポジションチェンジの練習の際にも有効です。

勿論、スケール練習の最初から行うのは無謀と言えるでしょうが、かなり慣れてきた段階では、親指の位置、3、4の指のフォーム、手首の脱力等をチェックするためにもお勧めします。

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photo credit: remography via photopin cc

 悲観的な人は風に文句を言い、楽観的な人は風向きが変わるのを待つが、現実的な人は帆の向きを風に合わせる。
(The pessimist complains about the wind; the optimist expects it to change; the realist adjusts the sails)

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