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ウィーン・フィルが公演を再開 6月5日に楽友協会大ホール

ウィーン・フィルが公演を再開 6月5日に楽友協会大ホール

オーストリア 5月末から100名以下のコンサート解禁

オーストリア政府は、COVID-19 の感染拡大を受けこれまで中止してきた文化・芸術活動を再開するための指針を、5月15日と25日に発表した。

発表によれば、5月29日から観客100名以下の屋内外のイベントの開催が容認され、7月1日からは屋内250名以下(屋外500名以下)、8月1日からは屋内500名以下(屋外750名以下)のイベント開催が可能となる。

オーストリアでの「社会的距離」の原則は1メートルとされ、これに則って劇場の客席は指定席制とし、隣の席を空席にする等の配置を行う。

客席間で1メートルの距離の確保が難しい場合、観客はマスク着用を義務付けられる。(屋外イベントのマスク着用は義務としない)

また、舞台における演奏者間の1メートルの距離は、自己責任において判断するものとし,必ずしも求めないとしている。

9月以降の措置については、6月中旬に発表する予定となっている。

5月25日現在、オーストリアの感染者数は16,459名(死者641名)、感染者数は前日比+19名という状況だ。

現在の日本国内と似たような感染収束状況にあるが、文化芸術活動の緩和措置について、以上のように先々の行程が具体的に明示されている。

楽友協会初日はバレンボイム弾き振りのウィーン・フィル

この緩和措置を受けて、ウィーン楽友協会大ホール(ウィーン・ムジークフェラインザール)でも、6月5日から公演が再開される。

楽友協会の公式サイトによれば、6月中は40公演が予定されており、大ホールではウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン交響楽団も公演を行う。

6月5日の幕開けに登場するのは、ウィーン・フィルだ。

ダニエル・バレンボイムの弾き振りで、モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番とベートーヴェン:交響曲第5番。

プログラムは休憩なしの80分で、観客は100名以下に制限される。

比較的小さい編成での演奏になるものと思われる。

続いて6月14日には、リッカルド・ムーティ指揮で、シューベルト:交響曲第4番とヨハン・シュトラウス2世:春の声 op. 410、ヨーゼフ・シュトラウス:マルゲリータ・ポルカ op. 244 で、60分のプログラム。

6月19日は、フランツ・ウェルザー=メスト指揮で、リヒャルト・シュトラウス:歌劇『インテルメッツォ』より交響的間奏曲とシューベルト:交響曲第3番で、これも60分のプログラムとなっている。

楽友協会公式サイト

photo by Gryffindor

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 悲観的な人は風に文句を言い、楽観的な人は風向きが変わるのを待つが、現実的な人は帆の向きを風に合わせる。
(The pessimist complains about the wind; the optimist expects it to change; the realist adjusts the sails)

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