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コンサートやコンクールは参加者100人以下「緊急事態宣言」解除後

コンサートやコンクールは参加者100人以下「緊急事態宣言」解除後

2020年5月14日、新型コロナウイルス感染症対策を検討する政府専門家会議が状況分析と提言を行った。

提言には、今後、開催して良いイベントについて、その条件や規模についての指針が示されている。

提言ではまず、全国的かつ大規模なイベント等の開催については、「会場に感染者がいた場合に、クラスター(患者集団)の連鎖が発生し、爆発的な感染拡大のリスクを高めることにつながりかねないため、これらのリスクへの対応が整わない場合は、引き続き、中止又は延期するよう、主催者に特に慎重な対応を求める必要がある」としつつ、開催しても良いイベントについては、「明確なエビデンスはないものの、諸外国においては、参加人数や施設の収容人数に対する参加者の割合により開催を制限している例がある」として、ひとつの指針を示した。

イベントにはコンサートやコンクールも含まれると解釈され、示された指針は、今後、コンサートやコンクールの再開を検討している主催者の参考になるものと思われる。

以下その指針について、前提条件等を補足しつつまとめてみた。

「緊急事態宣言」が解除され、ホール等施設の所在地が「感染観察」地域に指定されること。

参加者は「感染観察」地域内に在住していること。(「特定警戒」地域・「感染拡大注意」地域との間の「不要不急」の移動は可能な限り避ける必要があるため、この2つの地域からの参加は難しいと判断)

参加者数は100人以下、収容人員の50%以下を目安とすること。

これらの条件をクリアーした上で、開催にあたっては、身体的距離の確保や基本的な感染対策の実施、業種毎の感染拡大予防ガイドライン等を踏まえた対応が求められることになる。

実際にはまず、「感染観察」地域に指定された後、「感染観察」地域内にいる出演者・スタッフ・観客ら総勢100人以下の規模のコンサートやコンクールから、順次再開していく流れが想定される。

「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年5月14日)」(PDFファイル)(厚生労働省公式サイト)※イベントについてはP13~14に記載

注:
尚、言うまでもないが、海外からの参加者があるコンサートやコンクールについては、宣言が解除され、また、国内の移動自粛が緩和されても、日本政府の入国禁止・制限措置が解除されない限りは、開催は難しい。

出演者も原則マスク着用 音楽ホールなど加盟の団体が指針公表

3密を避ける コロナの時代の「新しいコンサート様式」

 悲観的な人は風に文句を言い、楽観的な人は風向きが変わるのを待つが、現実的な人は帆の向きを風に合わせる。
(The pessimist complains about the wind; the optimist expects it to change; the realist adjusts the sails)

ウィリアム・アーサー・ウォード(効く言葉 List

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