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コンクールとヴァイオリンの値段

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1995~2000年頃の「学生音コン」の優勝者の楽器は100万円以下でした。また、他の年度の本選入選者のヴァイオリンは、その約3分の2の値段で売りに出ていたことがあります。

地区によってはコンクールで落ちるともっといい楽器に変えなければ、と中学生に数千万円の楽器を持たせた親御さんもおりますが、大成した例は聞きません。

コンクールに受からないのは楽器のせいではありません。本人がコンクールに向いていないか、教える側が勘違いしているかです。

と、何度書いても、値段が高ければ上手くなる式の短絡的思考は無くならないでしょうから、もう一言だけ書いておきます。

イタリアの健康な楽器が300万円台で出ると大抵は右から左で売れていきます。200万円のフランス物も人気です。

そして、きちんと調整されたこのクラスの楽器を持って留学すると、外国の学生たちが羨ましがって寄って来ます。日本の音大生はそれだけ贅沢をしていると言っていいでしょう。

補足

上記で「学生音コン(=全日本学生音楽コンクール)」とした部分は、neko 先生の原文では「全日本コンクール」と表記されている。neko 先生の別の投稿では、「学生音コン」は「毎コン」、「日本音コン」は「日コン」と表記されることが多く、この「全日本コンクール」がどちらを指すかは不明だが、「地区によっては」と中学生の話が出ているので、ここでは「学生音コン」と解釈した。

それにしても、このようにコンクール出場者の楽器の具体的な値段、さらには売りに出されていた時の店頭価格までが関係者の間で明らかになるというのは、あまり気持ちの良いものではない。それが、この狭い世界の現実と言えばそれまでだが・・・

【特集】学生音コン 審査のリアル

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銘柄や鑑定書の知識、価格の決まり方、相場なども、具体的かつ詳細に記した、ヴァイオリン選びのバイブルとも言える名著。
神田侑晃著『ヴァイオリンの見方・選び方 基礎編・応用編』

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 悲観的な人は風に文句を言い、楽観的な人は風向きが変わるのを待つが、現実的な人は帆の向きを風に合わせる。
(The pessimist complains about the wind; the optimist expects it to change; the realist adjusts the sails)

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