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自宅でオーケストラと共演 オンライン国際コンクール開催

自宅でオーケストラと共演 オンライン国際コンクール開催

国際コンクールにも新たな「ゲームチェンジャー」が現れた。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界各地で開催予定の国際コンクールが次々と中止や延期を余儀なくされる中、アルメニアの国際ヴァイオリンコンクールが現地での実演審査をフルオンライン審査に切り替えて開催される。

世界中の出場者が自宅で自らの演奏を録画してアップロードし、それを審査員が審査して入賞者を決定する画期的な方式の採用に踏み切ったのは、2020年6月6日~15日に、アルメニアの首都エレバンで開催される「第16回アラム・ハチャトゥリアン国際コンクール」ヴァイオリン部門。

事前審査に通過した24名が第1ラウンド、12名がセミファイナル、6名がファイナルに進出する形は従来の会場での実演審査と同様だが、出場者は自宅で自ら撮影した演奏動画のみで審査され、ラウンド進出者や入賞者が決まる仕組み。

出場者は第1ラウンドとセミファイナルではピアノ伴奏による演奏を撮影し、コンクールのタイムラインに従って録画をアップロードする。

ファイナルはアルメニア国立交響楽団とヴァイオリン協奏曲を共演するが、あらかじめ録音されたオーケストラの演奏に合せて出場者が演奏し、それを撮影した動画をアップロードする。

撮影やアップロードに関する技術的な問題を解決するために、オンラインのチャットボットが用意される。

演奏動画は公式サイトで配信される。

16回の開催を数える同コンクールは今回のオンライン審査という異例の方式を取るにあたって、審査員はボランティアで審査を行い、出場者からは参加料を徴収しない方針。

審査員長はエドゥアルト・タデヴォシアン、審査員はヴェラ・ツー・ウェイ・リン、ドーラ・シュヴァルツベルクの各氏ら。

入賞賞金は、第1位1万ドル、第2位5千ドル、第3位3千ドル。

事前審査の結果は6月1日に発表される

公式サイト

 悲観的な人は風に文句を言い、楽観的な人は風向きが変わるのを待つが、現実的な人は帆の向きを風に合わせる。
(The pessimist complains about the wind; the optimist expects it to change; the realist adjusts the sails)

ウィリアム・アーサー・ウォード(効く言葉 List

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