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【ツィンマーマン】 6億円で愛器ストラドの買取を打診か?

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NY公演は別の楽器で

フランク・ペーター・ツィンマーマン愛用のストラディヴァリの貸与終了・買取問題が、大詰めを迎えており、欧米の主要メディアも次々と報道を始めた。(Source : “The Wall Street Journal” / “Klassik com”)

ツィンマーマンの税務アドヴァイザーによれば、ツィンマーマンと楽器を貸与している会社(“Portigon Financial Services AG”)との買取交渉は続いているが、会社側の希望価格がストラディヴァリの相場価格を「遥かに超えるもの」でツィンマーマン側はその価格での買い取りを拒否しているという。

1711年製ストラディヴァリ “レディ・インチクイン” の現在の適正相場価格は、450万~500万ユーロ(1ユーロ=135円換算で、約6億750万円~6億7500万円)で、ツィンマーマン側もほぼそれに近い額を提案しているが、会社側の希望価格との間には約100万ユーロの開きがあると見られる。

貸与契約は2月22日(日)に切れた。契約は元々、2002年からの10年契約だったが、更新・延長を繰り返し、直近では2014年8月に6ヶ月間延長されたという。

税務アドヴァイザーによれば、これ以上の延長については交渉の余地はほとんどなく、ツィンマーマンが引き続き愛器を使用できるかどうかは買取交渉の成否にかかっているとしている。

ツィンマーマンは、26日からのニューヨーク・フィルハーモニックとの公演のために、22日にはニューヨーク入りせねばならず、それまでに買取交渉が成立しなかったため、楽器は一旦、会社側に返却された。

別の楽器を持ってドイツを出発した模様で、26日はその楽器で演奏することになる。

追記

2月26日付「ウォール・ストリート・ジャーナル」 によれば、ツィンマーマンは親切な後援者からグァルネリ・デル・ジェスを数週間借り受けてニューヨーク公演を行った模様。

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photo by Mikhail Klassen

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

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