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第1回シンガポール国際ヴァイオリンコンクール-3つの注目点

96_The_Esplanade_Concert_Hall_at_the_Bay_(8588715371)photo by Erwin Soo

2015年1月10日~21日にシンガポールで開催される 「シンガポール国際ヴァイオリンコンクール」

建国50周年を迎えるシンガポールが文化芸術振興プロジェクトの一環として創設したこのコンクールの3つの注目ポイントをまとめた。

コンテスタントがハイレベル

同コンクールの優勝賞金は50,000ドル(約580万円)と、伝統ある他のメジャー国際コンクールにも引けを取らない。

さらには入賞の6名には楽器収集家として世界的に知られるリン・ケイ・メイ( Rin Kei Mei)夫妻の「リン・コレクション」から稀少な銘器が3年間貸与されることもあって、世界中の若手演奏家の注目を集め、27ヶ国から148名の応募があった。

その中から事前審査に通過したコンテスタントは14ヶ国、35名。

韓国8名、アメリカ5名、中国4名、日本3名、台湾3名、シンガポール3名等となっているが、これまでに世界の主要国際コンクール(ハノーファ、インディアナポリス、仙台、イサン・ユン、サラサーテ、シベリウス等)で入賞実績のある実力者が揃った。

公式サイト コンテスタント一覧

ステージはワールドクラスの3つのホール

異なったホールへのコンテスタントの対応力を見る意図もあり、4ラウンド制(第1ラウンド・セミファイナル・ファイナル・グランドファイナル)で行われる本審査では、シンガポールが誇るワールドクラスのホールが使用される。

まず主催の「ヨン・シュウトウ(Yong Siew Toh)音楽院」のコンサートホール。

99_gal_faci_big_02aphoto : Yong Siew Toh Conservatory of Music

次にヨーロッパ様式のヴィクトリア・コンサートホール(Victoria Concert Hall)。

97_Interior_of_Victoria_Concert_Hall,_Singapore_-_20141101-07photo by Jacklee

そして1600人収容のエスプラネード・コンサート・ホール(Esplanade Concert Hall)。

21_medium_11266913916photo credit: Savio Sebastian via photopin cc

多くのマネージメント関係者が客席に

2015年に開催される「パガニーニ国際」と「サラサーテ国際」が、いずれも入賞者のキャリアアップを後押ししたいというポリシーを掲げる中、「シンガポール国際」も同様の方針を打ち出している。

「シンガポール国際」の組織委員を務めるヨン・シュウトウ音楽院教授 バーナード・ランスキー(Bernard Lanskey)氏は次のように語る。(“The Violin Channel”より

国際的なアーティスト・マネージメントの会社の幹部らが、12人のファイナリストの演奏を間近で耳にすることになります。それぞれの幹部が異なった個性と特徴を持った演奏家を探しています。そんな彼らの前で12人のファイナリストが演奏する。とても重要なことだと思います。

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 弦だとか弓の毛だとか、そんなことを意識しているようじゃだめなんだ。ヴァイオリンは弾くものじゃなく、歌うものだ。

レオポルド・アウアー(List

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