Violinear

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「あっ、しまった、同じドレスだ!」

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女の子の親御様にとって、ドレス選びは本当に頭の痛い問題です。

ネット通販で、探しに探し、選びに選んで、ついに購入したコンクール用勝負ドレス。よし、今年はこれで予選突破! と勇んで乗り込んだホールの控え室で。

何と、まったく同じドレスを着ている子を発見!

これほど心臓に悪い光景はありません。別のドレスの予備があるわけでもなし。このまま普段着で出るわけにもいきませんから、できるだけその子とその子のお母様に発見されないように、コソコソと着替えをすることになります。

そして、控え室では何とか隠そうと上着をはおってはみるものの、誰が見てもペアルックであることは一目瞭然。

何とも決まりが悪く、恥ずかしいことこの上ありません。この恥ずかしさから脱するためには、思い切って、ペアルックのお相手のお母様に話し掛けてみるのも一法です。

頭をかきかき、「すみません。思わずペアルックになってしまいましたね。これも何かのご縁かと・・」。コンクール本番直前のライバルバチバチの雰囲気が一瞬和らぐことうけあいです。

しかしコンクールにおいては、このペアルックという分かりやすさは、出場者を象徴する記号に早がわりします。後々まで多くの人々の印象に強烈に残ってしまうという事態は避けられそうにもありません。

「あの真紅のドレスのペアルックのふたりの演奏は、一方が・・・で、もう一方が・・・」

全く関係ない2人が、ペアで語られる不条理! そして、一方が予選通過、もう一方が不通過などという不幸せが追い討ちをかけたとしたら・・・

もちろん、このように本番でドンピシャのペアルックというのは、ごく稀なことかもしれません。ただ、色違い、ちょっとした型違い、なんていう例はありそうですね。買ったお店が同じに違いないという場合も、少々恥ずかしいものがあります。

最近は子供用のドレスを扱うお店も増え、オーダーやセミオーダーも可能のようですから、偶然ペアルックというリスクは減少していますが、ヴァイオリンの場合、弾きやすさを考えて、ノースリーブのドレスを選ぶ傾向が顕著。ピアノに比べ、既製品の選択肢は狭まってきます。

ドレス選びにはくれぐれもご用心下さい。

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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