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コンクールの客席で-「事情通」の門下 “ママ友” の会話②

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開演直前

「さっき先生に会っちゃった。」

「え、来てるの? どこどこ。」

「あそこ。」

「ほんとだ。どういう風の吹きまわしかしら。」

「今年は門下から小・中・高で計5名出場。例年になく多い中で、念願の本選進出複数名達成。先生も相当に力入ってるんだと思う。」

「ひところはコンクールは自主的に受けるものっていう主義で、会場に来たことなんかなかったのにね。」

「もしかして、来年以降の審査員狙いだったりして。」

「自らも歴代受賞者のひとり、最近門下からは出場者がぞくぞく、入賞者もちらほら輩出。そして今年は客席で顔売って・・・か。ありうるかもね。」

「大御所はともかく、結構いろんな先生が見に来ているわよね。ほら、あそこにA先生。」

「最近出来たらしいオフィシャルHP、見たわ。」

「それからその後方にB先生。」

「“クラコン全国進出常連門下”」

「そしてC先生のお隣にいるのは、ひょっとして・・・」

「やっぱり佇まいが違うわね、入賞ラインにいらっしゃるお母様は。」

「私も3年連続で見に来てるけど、「あっ、この人見たことある」っていう人、いるわよね。名前は知らないけれど、どこかの門下の先生だったりするのよね。」

「まあ、ママ、パパも多いけど。」

「その場合は子供も一緒に連れてくるでしょう。」

「いや、一人でひそかに来てるパパとかが最近増殖中との噂よ。」

「さあ、始まるわ。いろんなモーツァルトが聴けそうで楽しみ。」

「小4の子の演奏には大注目ね。」

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 弦だとか弓の毛だとか、そんなことを意識しているようじゃだめなんだ。ヴァイオリンは弾くものじゃなく、歌うものだ。

レオポルド・アウアー(List

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