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コンクールの帰り道で-門下 “ママ友” の総括トーク

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通称 “交響曲通り” を駅へと帰るママ友ふたり。

「ああ、疲れた。」

「毎度のことだけど、審査発表までホールに留まるというのは、体にこたえるわ。」

「審査員の先生方もお疲れよね。」

「全国大会は講評書きがないから、いいようなものの。」

「出場25名で、入賞8名か。」

「そんなところね。今日は3年生だけだし、大阪もあるでしょ。中学全体で20数名の入賞枠は昨年と変わらずかな。」

「今年は男女別じゃなくなった。ピアノは男女別のままらしいけど。」

「一緒でいいんじゃないの。いろいろとポリシーあっての男女別だとは思うけど。」

「男女別と共に悩ましきはこの学年別実施。」

「そうそう。全国大会出場者が多いから、日時と会場を分ける必要があるけれど、学年で分けるというのも、これもまたユニークではあるよね。」

「だから今日の中3はまさにピリピリ。凄い緊張感だったわ。」

「なんてたって来月末には入試。その 課題曲 を弾く人が出場者の3割近くもいたんだから、濃いわよ。」

「おかげでたっぷりと仕上がり具合を拝聴させて頂きました。」

「受験生の保護者でもないのに、きっと今日は課題曲を弾く人が多いだろうからと、コンクール終演まで視察するような奇特な父兄は、まあ私たちくらいね。」

「それで優越感に浸っている場合じゃないけれど。うちも来年の年末は、このステージで入試課題曲の直前試演をすることができるのかどうか・・・」

「ああ、うちは無理だわ、きっと。」

「来年の入試、どうなるんだろう。高校と大学の入試倍率。」

「SGU(スーパーグローバル大学)指定校の偏差値は高まるというような受験産業の予測もあるけれど、音楽の場合はどうかしらね。」

「あっ、そろそろ駅。私はちょっとドラッグストアに寄って帰ります。」

「それではまた。次は来月末のブルーローズの 入賞者発表演奏会 で会いましょう。」

「では、さようなら。」

駅前、ヴァイオリンを弾く「ワルツの父」の像が見えてくる。

photo :Wikimedia Commons

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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