Violinear

スポンサーリンク

ガット弦(オリーブ)を張るメリットについて

vln_oliv_persp

オリーブは反応が早い

楽器との相性もありますが、忙しいプロならともかく連日演奏会があるわけではない学生には、財布が許せばオリーブで勉強することをお勧めします。

夏場のガット弦は辛いものがありますが、秋以降なら大丈夫です。

何故オリーブかといいますと、反応が早いからで、音を造る努力をしたときにきちんとそれなりの結果となって現れてきます。

ボウイングの良し悪し、集中力のあるなしなど調子がいいときと悪いときも、はっきりと音に違いが出ます。

この音の違いを耳に刻み込んでいくことによって、音を磨いていくことができるわけです。

“柔らかいが遠くまで届く音” を造る

人間の耳は案外ナマケモノで、普段聴いている音に慣れきっています。

平均律に慣らされていると純正律の美しさが分からなくなるのと同様で、ナイロン弦をガット弦に替えると、学生は皆初めは「なんだか頼りない音だ、こんな音でホールの後ろまで届くのだろうか?」と疑問を持ちます。

しかし、ボウイングを直していくうちに音が締まってきて、柔らかいけれどもホールの隅々まで届く音が造り上げられていくのです。

耳と身体にそのような質の良い音の出し方を覚えさせていく。

オリーブを張るメリットは、まさにここにあります。

ただ、入試前に弦を替える事については、生徒さん本人の心理状態も含めて指導者とご相談になったほうが良いでしょう。

neko語録-logo_renewal_「neko 語録」とは?

スポンサーリンク
 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

スポンサーリンク
Return Top