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カイザーの練習曲について留意すべき点

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まずテクニックに慣れることが先決

カイザーの練習曲(“Kayser 36 Etudes”)は1つの曲の中に指導項目が入り組んで書かれているため、クロイツェル(“Kreutzer 42 Studies”)などよりも余程指導しにくいところがあります。

強弱については生徒側の事情と指導者のカリキュラムの関係があるので一概には言えませんが、元々子供は身体も発育途上にあり、ダイナミクスのレンジが狭いものです。放っておけば全部メゾフォルテくらいで弾いてきます。

そこで無理にフォルテを要求すると大概が弓を押し付けてぎりぎりやります。

これに慣れてしまうと耳元でぎーぎー鳴る音を聞かなければ気が済まなくなります。本人はフォルテを出しているつもりで実は汚いノイズを撒き散らしているだけ、というケースも多いのです。

また、子供はとりあえず1つのことに集中させた方が効率的です。ワンボウ・スタカート、スピカートなどを習得しながら同時にダイナミクスのつけ方を練習する(=弓の配分、呼吸の配分など)のはかなり大変です。

ひと通りテクニックに慣れるまでは強弱についてはあまりうるさく言わないようにしている指導者も少なくありません。

カイザーを「曲のように弾く」のは理想ですが、ケースバイケースであることも心に留めておきましょう。

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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