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伴奏は伴奏にあらず

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ピアノ伴奏譜の裏には、オケのスコアがある

弦の場合、無伴奏を除いて必ず伴奏者が必要になります。

費用がかさむから、慣れない相手だと子供が緊張するからと、保護者が伴奏をするケースも多いようですが、そろそろ進路を決める小学校高学年から中学に上がるまでには、きちんとした経験がある伴奏者を探すべきです。

この段階の生徒は主にコンチェルトを勉強していくわけですが、自分がひとり勝手に弾いて、伴奏者は文字通り自分に合わせてくれる人が良い伴奏者だと思い込みがちです。

ピアノ伴奏譜の裏には、オケのスコアがありますが、それに気がついている生徒はごく少数です。

自分が弾いている曲は、ソナタ形式なのか、ロンド形式なのか。主題はどのように受け渡され、どう展開していくのか。自分がどの楽器の伴奏に回っているのか。

弦のパート譜だけ追いかけるのではなく、スコアを含めて、それが無理ならば少なくともピアノ譜と合体して、音楽を眺める習慣を身に付けていくことが大切です。

ところが、保護者が伴奏に回ってしまうと、自分の子供を引き立てよう、目立たせようとする一心で、かえって後々子供の足を引っ張ることになってしまいます。子供はどの場面でも常に自分が前面に出ていないと気が済まなくなってくるからです。

「学生音コン」でも年齢が上がるにつれ、アンサンブル能力の有無が評価されるようになります。

他人に伴奏をしてもらうのは、アンサンブル能力を磨く良い機会となります。

その芽をつぶさないように、保護者の方は上手に橋渡しをして頂ければと思います。

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photo credit: Antonio Garro via photopin cc

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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