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「枠をはめられるから、のびのび弾けない」は本当?

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5~6年も続く子は一応ヴァイオリンで音も取れ、指も動く、相当の曲も弾ける子でしょう。なかでも音のいい子、センスのいい子、舞台で映える子、よく練習する子は衆目の一致するところ、次の先生を探しましょう、ということになります。

問題はそのあとです。出来る子だからと回されてきても大概はピアノの音程をなぞっているだけ、エチュード一つとっても雰囲気で弾いている、曲になるとやりたい放題で調性も和声も終止もどこかへ飛んでいってしまっている。もちろん間違いだらけでも、それはきちんと教えて直せばいいのですが、困るのは好きと好き勝手を混同する親子です。

「うちの子は前の先生のときにはのびのび弾いていたのに今では小さくなって・・・」とおっしゃる。

当然です、たがをはめれば誰でもそうなります。枠をはめたあとでまた伸びてくる子、これがプロ候補生で、好き勝手じゃないとどうしても駄目、というのは基本的にはアマチュアです(その好き勝手が度外れた場合は例外もありえます)。

調性、和声、様式感・・・・etc.と縛りをかけられてなおかつ自分の音を創っていける子。それが本物です。

ただ、おくての子は目覚めるまでに時間がかかります。本人と指導者がその気でも、親が待てない場合も多いようです。

一番苦しいのは本人ですが、親が口を出すとどうしてもそちらになびいてしまいがちです。家庭の事情もあるだろうと、指導者が口を出さずにいると、ある日突然、「普通校に行くことにしました」という結論を持って来ることもあります。

逆にこれだけ苦しい思いをしてきたんだから何としても、というケースもありますが、音高・音大から先は音に対するファンタジーをもてない人にとっては辛い世界です。

音のストックを増やしていけるかどうかが最終的なポイントとなるでしょう。

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photo credit: eefeewahfah via photopin cc

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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