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「小4、そろそろひとりで練習してほしい」と思うが・・・

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大体、小学校4年生くらいから保護者の方は「もう、そろそろひとりで練習して欲しい。親が傍についていないと出来ないようでは本当にヴァイオリンが好きだとは言えない」と考え始めるようです。

それなりに時間をかけてやってきたのに目に見える結果が出ない。親も疲れたし、もうほどほどにして、塾に通わせて中学受験をさせた方が少なくとも目に見える結果も出るのだから良いのではないか、などと考えることもあります。

そのことをうっかり知り合いに話そうものなら「そんな、毎日1時間も2時間もべったり練習に付き合っているなんて信じられない」と呆れたように言われ、自分は過保護なのではないか、子供に才能が無いのに過大な期待をかけすぎているのでは、と悩みます。兄弟とのバランスのとり方も頭痛の種です。

何度か親子の衝突を繰り返し、「これからはお母さんは口を出さないから。あなたを大人として扱うから」と突然宣言し、寂しい気持ちと同時に何か肩の荷が下りたように、ほっとした思いになるケースもあります。

これがはたして自立への第一歩になるのか、単なる「放棄」に繋がってしまうのかは、その後の2年間くらいにかかっています。

親が練習を見なくなった途端に、崩れだすケースも

指導者の側は、言葉に出さずともしっかり練習させている親かどうかわかっています。突然それが崩れてくるとああ、来るものが来たなと思います。

人間は誰でもナマケモノです。楽な方に流れるのが人間の常です。特に小学校6年生の前半までの子供は大抵はまだ自我が出来ていませんから少し賢い犬猫と同じだと思っておいたほうがいいと思います。

勿論例外はありますから、「自分の子は違う」と断言できる親御さんにまでこの見解を押し付けるつもりはありませんが、勉強でも音楽でも大抵は親の価値観がそちらの方を向いているからこそ、子供は辛い練習にも励むのです。

親にやらされているうちは駄目だ、というのは良く聞く台詞ですが、音楽に目覚めたときにそれなりの基礎が出来ている子供が伸びていくのが世の常で、それをやらせたのは親なのです。

教える側は数多くの例を見てきていますし、大体のパターンは頭に入っています。ただ、最終的に子供の進路を決めるのは親ですから黙っています。(親に逆らってまで音楽の道に、という子は男の子です。女の子は親子共々決断しかねて続くことが多いようです)

突き放す場合に考えておくべきこと

続けて欲しいがゆえの子離れなら突き放し方を良く考えてください。

「親は楽しているのに何で自分だけ」と思ったり、見捨てられたと思ったと述懐する生徒もいます。

親が練習に付き合うのをやめたら、なぜか時間ばかりかかっている。「ひとりでやるのは慣れていないから仕方がない」と、そのまま放って置く。本人は集中していないので、結局上達しない。本人も疲れてくる・・・では悪循環です。

一度離れてみて、うまくいかないようならやり方を臨機応変に換えていくことも必要です。

小学生のうちは集中力は2時間が限度です。週末なら午前と午後に分けるとかとくに単調になりがちな指の訓練は時間を区切りメトロノームをかけて何段階かの速さで練習させるなど工夫する必要があるでしょう。

口は出さずとも、こうした時間の管理をすることで子供には親のメッセージが伝わるものです。

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photo by Pianoplonkers

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

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