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小3・小4、ボウイングの悩みを解決 3つの留意点

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腕を鍛えるには、学校の水泳

運動会の徒競走などを見ていればおわかりのように、小学校3・4年生程度までは早生まれ、遅生まれなどでついた個人差がまだ大きい時期です。

目安としては学校の水泳です。平泳ぎもしくはクロールで25メートル、50メートル以上行くようになれば、ボウイングはかなり楽になるこでしょう。

この時期は筋トレは早すぎますので、夏の学校主催の水泳教室などには欠かさず通わせるなどして、徐々に腕の筋肉が付いてくるのを待つようにしましょう。

右手と左手は分けて練習 完璧は求めない

この時期は、ポジションチェンジが本格的になり、ヴィブラートも入り、左手にかなりの労力を要する時期です。ハイポジションで音が取れない、ヴィブラートがうまくかからない等の不安があるうちは、なかなか右手に集中することは難しいでしょう。

一度に二つの事をするのは大人でも難しいものです。時間がかかって少々遠回りのようにも思われますが、右手と左手を別々に訓練することをお勧めします。

左手については、まずセブシックなどにきちんと取り組ませて固めてしまうのが、結局は早道となるでしょう。

エチュードを与える際には、目的を右手と左手に分け、右手用エチュードを練習する際はボウイングに集中させて、左手の音が多少ずれても文句を言わないことが大切です。

熱心な保護者の方ほど、どの曲も完璧に練習させなくてはと思うあまり、あれもこれもと注意し過ぎてかえって注意を分散させてしまう結果を招く傾向があります。

お子さんにもどちらに神経を集中させるのか、あらかじめはっきり伝えてから練習に取り組ませて下さい。

手助けして繰り返す 「回路」ができるまで

この時期の子供のボウイングの問題点は、肘、手首、指に力が入りすぎて弓を強く押し付けている、移弦の際の腕の高さ(G線からE線まで高さが違います)がつかめていない、弓と弦の角度が直角にならずに滑る(ほぼ直角なら弓の毛と弦がかみ合って弦が良く振動します)等が考えられます。

ただ、このくらいの子供はまだ自分で自分の身体を思うように操ることはなかなか難しいので、一通り説明したら弾かせてみて移弦にあわせて上腕部(大抵動いていません)を上げてやる、デタシェの途中で止めて弓の方向性を子供自身に確認させる、などの手助けをしてあげる必要があります。

何度もやることで子供が嫌がるようなら、ボウイングは毎日の生活には無い動きで普段使わない筋肉を使っていること、その為に脳の中でまだ回路が出来ていないこと、練習はその回路を作る為のものであること、一旦回路が出来てしまえばあとはいちいち考えなくても自然に腕が動いてくれるようになることなどを話して聞かせて下さい。

レッスン中はその場のムードにうまく乗って弾けても、家に帰るともとの木阿弥というのもよくあることです。男子生徒は理屈をつけないと動かない子も多いものですが、「何故? どうして?」が時間稼ぎの口実に使われないよう注意して頂きたいと思います。

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photo by Fotograf oder Zeichner : Martin Morgenstern

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

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