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【動画】「誰もがトレチャコフに夢中になった」(オイストラフ)

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ヴィクトル・トレチャコフは、1966年の「第3回チャイコフスキー国際コンクール」ヴァイオリン部門で第1位となった。

この時の審査委員長 ダヴィッド・オイストラフは、その快挙について以下のように述べたという。

「ヴィクトル・トレチャコフはその普遍的な様式感と稀有のヴィルトゥオーソにより、私たち審査員団の全員の心を打った。二十歳の若者はまるで苦労など知らないかのように見える。つねに余裕を感じさせ、パガニーニの《ヴァイオリン協奏曲》の悪魔的な超絶技巧とチャイコフスキーの《ヴァイオリン協奏曲》のロマンティックな陶酔感を、どちらも同じくらい無理なく弾きこなした。そういった長所が彼の芸術やエネルギーと結びつき、一次予選の段階から突出した奏者であることを印象づけた。誰もが彼に夢中になった。」
(ジャン=ミシェル・モルク著『偉大なるヴァイオリニストたち』 ヤマハミュージックメディア P335-336)

当時の貴重な映像が残っている。

まずは、予選かセミファイナルで演奏したと思われるチャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ。

冒頭から圧倒的な技巧と情感溢れる歌心に思わず喝采を贈りたくなるが、カメラは審査員席から舞台をじっと凝視するオイストラフの姿や、愛弟子の演奏に落ち着かない様子のユーリ・ヤンケレヴィチの姿も捉えている。

 

次は、パガニーニ:協奏曲 第1番 第3楽章。抜粋版だが、オイストラフが称えたように、「悪魔的な超絶技巧」を無理なく弾きこなす突出した才能であったことは、この映像からも十分に伝わってくる。

photo credit: Day 31: Dem F-Holes via photopin (license)

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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