Violinear

スポンサーリンク

【動画】 セルゲイ少年が「学コン」課題曲を弾くと、こんな感じ

42_465px-2007-08_Köthen_(Anhalt)_45
セルゲイ・ハチャトゥリアンは、1996年、11歳の時からドイツ・カールスルーエ音大のヨーゼフ・リシン教授に師事。その年の夏に、イスラエルの「ケシェット・エイロン夏期マスタークラス」に最年少で参加している。

これはその時の動画であろう。

残念ながら、録画状態はあまり良好ではないし、視聴する側としては、紅顔のセルゲイ少年の表情と共に左手や右手の精密な動きを是非ともクローズアップして欲しかったのだが、カメラは主に、聴衆の様子や表情ばかりを追っている。聞き惚れている人、あっけにとられている人、一音も聴き逃すまいと集中している人・・・

結局最後は演奏が尻切れトンボで終わってしまうのだが、それでもこのバッハ:無伴奏パルティータ第3番「ブレリュード」の演奏水準は、もうさすがと言う他ないことは確認できる。

11歳と言えば、日本にいればまさに「学生音コン」小学校の部の適齢期。「学生音コン」の予選課題曲として近年ひっぱりだこの「プレリュード」だが、11歳のハチャトゥリアンのこの演奏は、誰がどう聴いても予選通過は間違いないところだろう。

ハチャトゥリアンは、イギリスの弦楽雑誌 “Strings” 誌の記事( “Profile: Violinist Sergey Khachatryan” )の中で、11歳から師事したヨーゼフ・リシン教授 に関して、次のように言っている。

「私はテクニックとして身につけなければならないことはすべてリシン教授から教わりました。1996年に彼に師事した時、私達がまず始めたのは “スクラッチ” でした。先生は私にすべての “道具” 与えてくれました。」

音階、セブシック、クロイツェル・・・

そう言えば、ハチャトゥリアンと同門で先輩にあたるコー・ガブリエル・カメダも ヴァイオリン奏法の本格的な基礎練習をリシン教授のもとで開始している。

「いかにすれば上達できるかを心得た」指導者による基礎からの徹底指導。

俊英ヴァイオリニスト育成の鍵はそこにあるようだ。

photo by Ralf Lotys (Sicherlich)

スポンサーリンク
 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

スポンサーリンク
Return Top