Violinear

スポンサーリンク

明治時代の一流女性ヴァイオリニストの “年収” は?

30_medium_147587554
1906年(明治39年)2月15日の読売新聞に「女教師の収入」という記事が掲載された。

その記事によると、当時の高等小学校の男性教諭の平均月給は20円84銭。女性教諭の平均月給は14円60銭。そのような中にあって、女性トップの収入を得ていたのは華族女学校の下田歌子で、年収は5,000円(月給換算で417円)。2位はヴァイオリン・ピアノ奏者の幸田延で、年収は1,800円(月給換算で150円)であったと言う。

幸田は高等小学校の男性教諭平均の約7倍の月収を得ていたわけである。

現代の水準で考えれば、小学校教諭の平均月収を35万円程度とした場合、幸田の月収は245万円、年収2940万円となり、相当の高額所得者であったことが想像できる。

幸田の突出した音楽的才能の当然の帰結としての社会的・経済的地位の高さ。現代なら当たり前の実力主義であるが、当時の時代相はそれを許さなかった。

実際に、妬み、やっかみを伴った非難・中傷は数多く、「上野の女将軍」、「上野の西太后」などという悪名をつけられたりもしたという。

photo credit: wolfy1280 via photopin cc

スポンサーリンク
 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

スポンサーリンク
Return Top