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「第9回ハノーファー国際ヴァイオリンコンクール」-概要

“ユネスコ音楽都市” ハノーファーで開催

2014年12月、「ユネスコ創造都市ネットワーク(音楽分野)」(“UNESCO Creative Cities Network Music”)に、新たに3つの都市の加盟が認可された。(※注)

浜松(日本)・ハノーファー(ドイツ)・マンハイム(ドイツ)。

音楽文化の創造と発展を積極的に推進する都市が加盟するこのネットワークに、「浜松国際ピアノコンクール」と「ハノーファー国際ヴァイオリンコンクール」という世界有数の国際音楽コンクールを開催する2つの都市が選ばれたことはとても意義深い。

「ハノーファー国際ヴァイオリンコンクール」は1989年に創設され、2012年より、ハノーファーを拠点に国際的経歴を積んだヴァイオリニスト・教育者のヨーゼフ・ヨアヒムの名を冠して「ハノーファー・ヨーゼフ・ヨアヒム国際ヴァイオリンコンクール」が正式名称となった。3年に1度開催されている。

優勝賞金5万ユーロ、副賞にCDリリース・コンサート契約・銘器貸与

入賞賞金は、第1位:5万ユーロ(約660万円)、第2位:3万ユーロ、第3位:2万ユーロ、第4位~第6位:各8千ユーロ。聴衆賞に5千ユーロ。その他、セミファイナリストには各1千ユーロの奨学金が授与される。

特別賞を含む賞金総額14万ユーロ(約1860万円)は、数ある国際コンクールの中でも群を抜いている。

また、第1位には賞金の他に、ナクソスレーベルからのCDリリース、デビューリサイタルの開催、世界の著名なオーケストラ・室内楽団とのコンサート契約の権利が与えられ、1765年製のジョバンニ・バッティスタ・グァダニーニが3年間貸与される。

事前審査(録画審査)に通過したコンテスタントが、重厚な課題曲が課される3ラウンド制5セッション、12日間に及ぶ本審査に臨む。(予選第1セッション:9/27~29、予選第2セッション:9/30~10/2、セミファイナル第1セッション:10/3~5、セミファイナル第2セッション:10/4~6、ファイナル:10/8~9)

hannover_competition_foundation_photo : Internationaler Joseph Joachim Violinwettbewerb Hannover

ファイナルの協奏曲は今回から自由選択

12名が進出するセミファイナル第1セッションは60分以内のリサイタル形式(コンクール委嘱含む)、第2セッションは指揮者なしの室内楽オケとの共演でモーツァルトの協奏曲(第1番~第5番から任意の1曲)。

6名が進出するファイナルの協奏曲は今回からコンテスタントによる自由選曲となった。(ハノーファー北ドイツフィルハーモニー管弦楽団との共演)

DVDに収録する事前審査の課題曲は、バッハ無伴奏ソナタ第1番~第3番から任意のフーガ1曲、パガニーニ:24のカプリースから任意の1曲、指定された協奏曲から任意の1曲の第1楽章(ピアノ伴奏)。

本審査出場者にはホームスティ先が用意され、宿泊費と食費は無償。(別にホテル滞在を望む場合は有償)。交通費は自己負担だが、申請により補助が検討される。

応募締切は6月10日。

コンクール公式サイト

※注

「ユネスコ創造都市ネットワーク」 はユネスコが2004年に創設したもの。文学・映画・音楽・技芸と民芸・デザイン・メディアアート・食文化の7つの分野において、その創造と普及、教育、交流等の活動を積極的に進める都市を認定する。音楽分野では、上記3都市の他に、セビリア(スペイン)、ボローニャ(イタリア)、グラスゴー(イギリス)、ゲント(ベルギー)、ボゴタ(コロンビア)、ブラザヴィル(コンゴ共和国)が加盟している。

UNESCO-City-of-Music_hannover_

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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