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【芸高入試2016】 最終合格者41名、競争率2.90倍

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ヴァイオリン専攻の最終合格者は13名

2016年1月25日(月)、長く過酷な5日間の入試の最終審判が下る日。

前日、西日本各地は記録的な大雪に見舞われ、首都圏各地も折からの厳しい冷え込みが続いていた。

上野公園の芸高構内掲示板前。

身を切る冷気と重苦しい緊張感が支配する中、13時、平成28(2016)年度の「東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校」(芸高)入試の最終合格者が発表された。ほぼ同時に、結果は学校HPにも掲載された。

最終合格者は計41名(全11専攻)。

受験者は計119名(全19専攻)、競争率は2.90倍と昨年を上回った。(昨年は112名⇒41名で2.73倍、一昨年は109名⇒43名で2.53倍)

受験者のあった全19専攻のうち8専攻で、最終合格者は「なし」だった。

合格者の専攻別内訳は、ピアノ12名、ヴァイオリン13名、ヴィオラ4名、チェロ2名、ハープ1名、フルート2名、テナートロンボーン1名、筝曲2名、尺八1名、長唄三味線1名、邦楽囃子2名。

ヴァイオリンは昨年より1名増、ピアノとその他弦楽器(7名)は昨年と同じ。

合格者がフルートとテナートロンポーンの2専攻のみと、極めて厳しい結果となった管打楽器は全体で僅か3名で、昨年より2名減少した。

一方、邦楽は受験者6名全員が合格、昨年より2名増となった。

合格者総数は41名と前年と変わらず。専攻別では一見すると僅かな合格者数の変動域に過ぎないように思われるが、ヴァイオリン+邦楽で3名増、作曲で1名減(昨年1名⇒今年ゼロ)計2名増が、管打楽器専攻に与えた影響は小さくはなかったように思われる。

ヴァイオリン専攻は受験者37名が、1月20日の第1回試験(音階とローデ16番)で24名、1月22日の第2回試験(サン=サーンス1楽章)で15名に絞られ、23日の楽典・聴音・新曲視唱・副科ピアノ、24日の学科試験(国・英・数)と面接を経て、最終合格者は13名となった。(昨年は29名⇒18名⇒13名⇒12名、一昨年は27名⇒16名⇒13名⇒12名)

芸大入試よりも難関と言われる芸高入試。

厳しいセレクションの末、合否の岐路は別れたが、異様な緊張感と重圧に耐えて臨んだ実技試験のまたとない経験は、すべての受験生に将来音楽家をめざすにあたっての貴重な糧をもたらしたに違いない。

2本に分かれた道は、また3年後の芸大受験で交差する。

まだ暫く気が抜けない日々が続く受験生の皆さんは、どうか体調管理には万全を期して、次に臨んで頂きたいと思う。

「平成28年度 入学試験 最終合格者」(PDFファイル)(「東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校」公式サイト)

平成28(2016)年度 入学試験 発表・掲示一覧(同上)

photo by axona AICHI

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

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