Violinear

スポンサーリンク

【芸高入試2015】 最終合格者41名、実質倍率2.73倍

藝高入試_2015_合格発表 1

ヴァイオリン専攻の最終合格者は12名

1月25日(日)13時、平成27年度東京芸大附属高校入試の最終合格者が発表された。

合格者は41名。受験者112名で、実質競争倍率は2.73倍と昨年を上回った。(昨年は受験者109名、最終合格43名、実質競争倍率2.53倍)

合格者の専攻別内訳は、作曲1名、ピアノ12名、ヴァイオリン12名、ヴィオラ3名、チェロ4名、フルート1名、オーボエ1名、クラリネット1名、ファゴット1名、ホルン1名、筝曲2名、尺八1名、長唄三味線1名。

ピアノとヴァイオリンは昨年の合格者数と同じ。その他弦楽器も全体で7名と、昨年と同じ。管打楽器は全体で5名(昨年6名)、邦楽は全体で4名(昨年6名)だった。

ヴァイオリン専攻は受験者29名が、1月20日の第1回試験(音階とローデ20番)で18名、1月22日の第2回試験(ラロ5楽章)で13名に絞られ、23日の楽典・聴音・副科ピアノ、24日の学科試験(国・英・数)と面接を経て、最終合格者は12名となった。(昨年は27名⇒16名⇒13名⇒12名)

英語リスニングで “不測事態” 発生

日本の入試は冬に行われるが、冬の寒さは受験生に余分な試練を課す。

寒さで体も心も縮こまり、インフルエンザの危機にもさらされる。

とりわけ後戻りのきかない一瞬の勝負、異様な緊張状態に置かれる実技入試を課し、5日間にも及ぶ長丁場の芸高入試にとって、冬は鬼門だ。何とかならないのかと思う。

今年はこの冬の寒さに加え、試験最終日(24日)の学科試験の英語で、音響機器の不調のためリスニングの音声が一部聞き取れないというトラブルが発生し、最終合格まで片時も気が抜けない受験生がひやりとさせられる一幕もあった。

学校側は協議の結果、英語の採点からリスニングを除外することを決定した。センター試験でも毎年のように一部の会場で機器の不調が発生するが、受験生に無用なプレッシャーを与えないよう、本番テストの徹底が図られるべきだろう。

音楽人生における貴重な体験

受験生はいずれもコンクールや演奏会で実演経験が豊富だが、芸大入試よりも難関と言われる芸高入試の異様な緊張感の中での実技試験は、今後の音楽人生にとって「あれ以上の緊張はそうはない」と思える貴重な体験となったに違いない。

3年後の芸大受験で雪辱を期すことを胸に、次の高校入試に向け気持ちを切り替えて臨もうとしている受験生には、まだ暫く気が抜けない日々が続く。

芸高入試での特別な経験を糧に、どうか体調管理には十分気をつけて、「春」をつかみ取って頂きたいと思う。

「平成27年度 入学試験 最終合格者」(PDFファイル)(「東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校」公式サイト)

スポンサーリンク
 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

スポンサーリンク
Return Top