Violinear

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効く言葉

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(自作のオペラにおける歌手への指示で)
 まず第一に、皆さんは自分が歌手であることを忘れなければなりません

-クロード・ドビュッシー(“100 Great Operas and Their Stories”(1989) by Henry William Simon P371)

 ある音符をそれだけ弾けば、音は合っているかもしれないが、もう一つの音符と比較すれば調子ははずれているかもしれない。イントネーションの本当の秘訣は、いろいろなダブル・ストップが生み出す上音を聴き取る能力を養うことだと思う。

-ルッジェーロ・リッチ(千歳八郎著『大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと』春秋社 P99)

 初心者は凡庸な教師に教えてもらうほうがよいという人もいるが、そういう教師は、あとからでは直すことができないような悪い癖をつけてしまうものだ。

-ジョバンニ=バッティスタ・ヴィオッティ(千歳八郎著『大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと』春秋社 P19)

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 私の真似をし続けていたら、君はいつまでたっても小さいベリオでしかないんだよ。君は君自身にならなくてはいけない。君の道を探し出して、ヴュータンにならなくてはいけないんだ。

-シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ(千歳八郎著『大ヴァイオリニストがあなたに伝えたいこと』春秋社 P30)

 芸術の訓練に励むだけでなく、その秘密に分け入るよう自らに強いる。そのことと知識が人間を神の領域にまで高めてくれる。

-ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Letter to Emilie, July 17,1812

 音楽は人間の最も深い部分に触れられる伝達手段であり、その人間の中の最も美しい共鳴をハーモニーにすることが出来る。

-カールハインツ・シュトックハウゼン(「STOCKHAUSEN の訪日」

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 バッハを演奏するには、コレッリ、ヘンデル、パーセルと同様に、おそらくは聖歌隊の少年の声にも似たなにかにまで音を戻さなければならない。つまり気高く清らかな音質に、である。

-ユーディ・メニューイン(『ヴァイオリンを愛する友へ』音楽之友社)

(ベートーヴェンの協奏曲について)
あの第1楽章の冷静な音階の音質がファゴットとクラリネットからチェロに引き継がれるとき、ベートーヴェンがそれからかちとっている表現力に驚嘆しよう。

-ヨーゼフ・シゲティ(『ベートーヴェンのヴァイオリン作品 演奏家と聴衆のために』音楽之友社)

(オイストラフとベートーヴェンの協奏曲について話し合った後)
 ふたりとも、自分でこの作品について考えぬき、唯一の原典であるスコアに取り組む代わりに、いわばレコードを「松葉杖」として利用しようとするこんにちの学生の傾向を哀れんだ。わたしたちの若い頃はそうではなかった。

-ヨーゼフ・シゲティ(『ベートーヴェンのヴァイオリン作品 演奏家と聴衆のために』音楽之友社 P134)

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photo credit: -5Nap- via photopin cc

(シベリウスの協奏曲について)
 ヴァイオリニストがこの協奏曲を演奏した録音を私はたくさん知っている。熱情的なものもあった。ベルカントもあった。あるいはイタリアふうのも聞いたことがある。この曲は、私にとってはまったくちがうもの。カレリア地方の、凍てついたステップ地帯の湖から湧き出てくる音楽。そして、少しずつ、少しずつ、開けていく-。

-イヴリー・ギトリス(『魂と弦』春秋社 P66)

 私は今日の夢が明日の現実になるものと信じています。私たちの夢を明日の現実へと変えていきましょう。

マララ・ユスフザイ(2013年10月 世界銀行総裁ジム・ヨン・キム氏との対談 より)

 自分の中で表現の自由をじっくり育てるため、単にそのための手段としてテクニックはある。

-イヴリー・ギトリス(『イヴリー・ギトリス ザ・ヴァイオリニスト』春秋社)

 ヴィオラのようにヴァイオリンを演奏しなければいけない。

-ジョルジュ・エネスコ (『魂と弦』春秋社 P77)

 ヴァイオリンを何時間も練習した後で、メニューインの母が言う。「さ、少しお休みなさい。」そして、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を彼の腕の上に置く。世の中との接触は、ガラスの動物園ごしに起こっている。ほんとうの人間的出会いに、これが役立っているといえるだろうか?

-イヴリー・ギトリス (『魂と弦』春秋社 P73)

111_640px-Poertschach_Blick_von_der_Hohen_Gloriette_31012013_602photo by Johann Jaritz

(ブラームスのヴァイオリンソナタ 第一番 ト長調 『雨の歌』の一節を弾いたあとに)
 演奏するには美しすぎる。

-イヴリー・ギトリス(『イヴリー・ギトリス ザ・ヴァイオリニスト』春秋社 P156)

 「入賞よかったね!あるいは残念でした。」「落選よかったね!あるいは残念でした。」 本物の芸術家がコンクールで自滅するのはよく見かける。

-イヴリー・ギトリス(『イヴリー・ギトリス ザ・ヴァイオリニスト』春秋社 P161)

 音楽は自分自身の内側か、他者の耳と心のなかにしか存在しない。

-イヴリー・ギトリス(『魂と弦』春秋社 P10)

 自分を鍛えるため、毎日初見演奏をしたまえ。ただし、コンサートをするつもりで初見演奏をする。そして、きらめきが最初に出てきたとき、すばやくつかまえるんだ。

-イヴリー・ギトリス(『魂と弦』春秋社 P64)

 ヴァイオリンが私を遠ざけた。学校から、人生から、あるいは人生の学校から。普通、だれでも知っているそれから。芸術家という別の生物。楽しいじゃないか、とても。

-イヴリー・ギトリス(『魂と弦』春秋社 P58)

 だれもが、規格から外れる必要がある。自分の道、自分の声を見出すことが必要だ。

-イヴリー・ギトリス(『魂と弦』春秋社 P62)

 生み出したいとき、創造したいとき、幸せなとき、人はよく練習するものだ。

-イヴリー・ギトリス (『魂と弦』春秋社 P80)

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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