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15歳 服部百音さんが優勝-スイス国際ヴァイオリンコンクール

boris_goldstein_competitionphoto : boris-goldstein-competition.com

最年少の15歳で優勝

1月29日、スイス・ベルンで開催された「第1回ボリス・ゴールドシュタイン国際ヴァイオリンコンクール」のファイナルラウンドで、参加者中最年少の15歳で出場した日本の服部百音さんがグランプリを受賞し優勝した。また、寺内詩織さんが第3位に入賞した。

同コンクールには世界14カ国から26名が出場し、セミファイナルに14名、ファイナルには7名が進出していた。

服部さんは1月28日にベルンのユーディ・メニューイン・フォーラムで行われたファイナルの1日目にヴィエニャフスキ:協奏曲第1番を演奏(ピアノ伴奏)、1月29日の2日目にはモーツァルト:協奏曲第3番をオーケストラ共演で演奏した。

同コンクールの優勝賞金は1万5千スイスフラン(約193万円)、第2位は1万スイスフラン、第3位は5千スイスフラン。他にコンサート契約などの特別賞が授与される。

第3位の寺内さんはシベリウス:協奏曲とモーツァルト:協奏曲第3番を演奏した。
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服部さんは「第11回ヴィエニャフスキ&リピンスキ国際ヴァイオリンコンクール」ジュニア部門 第1位(2009年)、「第9回ヤング・ヴィルトゥオーゾ国際コンクール」ヴァイオリン部門 グランプリ(2013年)、「第7回ノヴォシビルスク国際ヴァイオリンコンクール」シニア部門 飛び級(13歳)出場でグランプリ(2013年)等のコンクール入賞歴を持っている。

寺内さんは「第20回ニューヨーク SMF コンチェルト・コンペティション」第1位(2010年)、「第7回フリッツ・クライスラー国際ヴァイオリンコンクール」第5位(2010年)、「第77回日本音楽コンクール」第3位(2008年)、「第58回全日本学生音楽コンクール」大阪大会・中学校の部 第1位(2004年)等。

今回行われた「ボリス・ゴールドシュタイン国際ヴァイオリンコンクール」は、旧ソ連出身(ウクライナのオデッサ生まれ)のヴァイオリニストで指導者でもあったボリス・ゴールドシュタイン(Boris Goldstein ※)を記念して新たにスイス・ベルンに創設されたもの。

モスクワのグネーシン音楽院でゴールドシュタインに師事したザハール・ブロン氏が審査委員長を務めた。

コンクール公式サイト

入賞者

Grand Prix prize Mone Hattori (Japan)

1st prize Stefan Tarara (Germany)

1st prize Aleksey Semenenko (Ukraine)

3rd prize Shiori Terauchi (Japan)

4th prize Arsenis Selalmazidis (Greece / Russia)

5th prize Furong Li (China)

6th prize Benjamin Baker (New Zealand / United Kingdom)

※ボリス・ゴールドシュタイン(1922〜1987)

ダヴィッド・オイストラフ、ナタン・ミルシテインらの師でもあるピョートル・ストリャルスキー(Pjotr Stoljarski / 1871〜1944)、さらにレオニード・コーガン、ユリアン・シトコヴェツキーらの師でもあるアブラム・ヤンポリスキー(Abram Yampolsky)に師事。

13歳の時、「第1回(1935年)ヴィエニャフスキ国際」で第4位(第1位はジネット・ヌブー、第2位はダヴィッド・オイストラフ)、15歳の時、「第1回(1937年)イザイコンクール」(後の「エリザベート王妃国際」)で第4位(第1位はオイストラフ)となった。

グネーシン音楽院・モスクワ音楽院で教鞭をとった後、1974年にドイツに移住し、1976年にヴュツブルク音楽大学の教授に就任した。

photo by WillYs Fotowerkstatt

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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