Violinear

スポンサーリンク

金川真弓さん2位、弓新さん5位 ロン=ティボー国際コンクール

金川真弓さん2位、弓新さん5位 ロン=ティボー国際コンクール

日本勢の入賞は6大会連続

11月2日~10日、フランス・パリで「2018 ロン=ティボー=クレスパン国際コンクール」ヴァイオリン部門が開催され、金川真弓さん(アメリカ / 24歳・ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン)が第2位、弓新さん(日本 / 26歳・メンデルスゾーン音楽演劇大学ライプツィヒ)が第5位に入賞した。

5月~6月に東京・バリなど世界6都市で行われた予備選抜ステージを通過した49名(日本17名)のうち、本審査の予選ラウンドに出場したのは39名(日本15名)。

セミファイナルには12名(日本3名)、ファイナルには6名(日本1名)が駒を進めた。

同コンクールは課題曲が極めてハードなことで知られており、セミファイナルは6曲をこなす40分のリサイタルプログラム。
⇒➀ドビュッシー:ソナタ、➁テレマン:無伴奏12のファンタジアより任意の1曲、➂シューマン:幻想曲ハ長調、➃➄パガニーニ:24のカプリースより任意の2曲、➅バルトーク:無伴奏ソナタ4楽章(プレスト)。

ファイナルは2部構成で、リサイタルファイナル(60分以内)は、古典派・ロマン派・現代曲(委嘱作含む)と多岐にわたる5曲の重厚なプログラム。
⇒➀指定(※)のソナタより任意の1曲、➁ベートーヴェン:ソナタ2番 or 3番 or 6番、➂コンクール委嘱作(Camille Pépin (1990-) : Autumn Rhythm for violin and piano )、➃シューベルト:ピアノ三重奏曲1番、➄ミヨー:ヴァイオリンとピアノのための “屋根の上の牡牛”。(※サン=サーンス1番 or 2番、シューマン1番 or 2番、フォーレ1番 or 2番、プロコフィエフ1番 or 2番、レスピーギ、リヒャルト・シュトラウス)

そして、オーケストラファイナルは、ハイドン:協奏曲1番と指定(※)の協奏曲より任意の2曲を予め選択し、セミファイナル後に審査団がその内の1曲を指定するという内容だった。(※ベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、シベリウス)

金川真弓さんはオーケストラファイナルでハイドンとブラームスを演奏し、第2位と特別賞(協奏曲最優秀解釈賞)を、弓新さんはハイドンとシベリウスを演奏し、第5位を獲得した。

同コンクールでの日本人の入賞はこれで6大会連続となった。(前回2014年は青木尚佳さんが第2位、前々回2010年は成田達輝さんが第2位に入賞)

受賞者

1st Prize € 25,000
Diana Tishchenko (Ukraine)

2nd Prize € 12,000
Mayumi Kanagawa (United States)

3rd Prize € 6,000
Dmitry Smirnov (Russia)

4th Prize € 4,000
Louisa Staples (United Kingdom)

5th Prize € 3,000
Arata Yumi (Japan)

6th Prize € 2,000
Daniel Kogan (Russia / Canada)

金川真弓さんは、「第26回(2011)アーヴィング・クライン国際弦楽コンクール」第1位、「第4回(2013)ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリンコンクール」第1位、「第11回(2015)シベリウス国際ヴァイオリンコンクール」ファイナリスト、「第18回(2016)アストリッド王妃国際音楽コンクール」第1位。

弓新さんは、「第57回(2003)全日本学生音楽コンクール」小学校の部・東京大会第1位、「2004ノヴォシビルスク国際ヴァイオリンコンクール」ジュニア部門第1位、「第10回(2002)ヴィエニャフスキ&リピンスキ国際ヴァイオリンコンクール」ジュニア部門第1位、「第14回(2011)ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール」特別賞。

公式サイト

“BREAKING | Prizes Awarded at Paris’ 2018 Long Thibaud Crespin International Violin Competition”(”The Violin Channel”)

スポンサーリンク
 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

スポンサーリンク
Return Top