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16歳の戸澤采紀さんが第2位 ティボール・ヴァルガ国際コン

16歳の戸澤采紀さんが第2位 ティボール・ヴァルガ国際コン

「快挙達成」といっても、16歳にとってはまだ、道半ばと言えるのかもしれない。

初の国際コン挑戦でも臆することなく、自身の力を信じて堂々と弾き切った。

この入賞で、さらに弾みをつけ、その先に見据えるのは…

16歳、最速で国際コン最高位入賞

2017年8月22日~29日、スイス・シオンで開催された「2017 ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」で、日本の戸澤采紀さん(16歳 / 東京藝大附属高2年)が第2位(1位なし最高位)に入賞、併せてユース審査員賞を受賞した。

戸澤采紀さんは、2015年に「第69回全日本学生音楽コンクール」中学校の部・全国大会で優勝、2016年には最年少(15歳)で「第85回日本音楽コンクール」にも優勝と、国内コンクールのジュニアとシニアカテゴリー最高峰を2連覇した。

2017年7月には、ロンドンの老舗弦楽器専門店 ジョン&アーサー ベアー(J & A Beare)による楽器貸与プロジェクトで、フレンチの名器 J.B.ヴィヨーム(1850年製)を貸与され、今回が初の国際コンクール挑戦となった。

4ラウンド制で、ソリストとしての資質のみでなくアンサンブル能力(セミファイナルはピアノ三重奏)も試される難関の課題曲構成のもと、出場20名が第2ラウンドで12名、セミファイナルで5名と絞られていく中で、戸澤さんは、日本勢で唯一ファイナルまで勝ち進んだ。

3名が進出したファイナルでは、モーツァルト:協奏交響曲 K.364 第2楽章とメンデルスゾーン:協奏曲をローザンヌ室内管弦楽団と共演し、23歳と24歳のふたりのファイナリストを向こうに回し、見事に初挑戦の国際コンで最高位の第2位を獲得、日本のアンダー世代にまたひとり、3大メジャー(インディアナポリス、チャイコフスキー、エリザベート)を狙える新星が出現したことを強く印象づけた。

「ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール」は、ハンガリーのヴァイオリニストで指導者のティボール・ヴァルガにより1967年に創設され、2008年(第42回)までスイス・マルティニーで毎年開催されていたが、その後、2年に1度の開催となり、合併・再編を経て、2013年から2年毎にスイス・シオンで開催されるようになった。

直近では2013年に郷古廉さんが第1位、和久井映見さんが第3位に入賞している。

Prize Winners

2nd Prize CHF 10,000
Saki Tozawa(Japan)

2nd Prize CHF 10,000
Stella Chen(USA)

3rd Prize CHF 5,000
Julie Svěcená(Czech Republic)

– Prix du public : Stella Chen
– Prix Tibor Varga : Stella Chen
– Prix du Jury des Jeunes : Saki Tozawa

公式サイト

公式フェイスブック

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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