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【アイザック・スターン国際】 審査員の採点とコメントを公開

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「誰に何点入れたか」を公開

「第1回上海アイザック・スターン国際ヴァイオリンコンクール」(2016年8月14日~9月2日)が、本審査全ラウンドでの審査員の採点結果とコメントを公表することがわかった。同コンクール組織委員長の Fedina Zhou 氏が、アメリカの弦楽情報サイト「ヴァイオリン・チャネル」のインタヴューに答え、明らかにした。(参照

インタヴュー記事によれば、同コンクールの全ラウンド(第1ラウンド・セミファイナル・ファイナル)で、終了後に全コンテスタントへの審査員の採点結果とコメントが公開される。どの審査員が誰に何点入れたかが明らかになるという。

同コンクールの第1ラウンドとセミファイナルでは、次のラウンドへの進出を Yes-No の投票と、観点別の採点も別に行い、ファイナルでは6名のファイナリストに各審査員が順位をつけ、それらを平均した結果で順位を決定するシステムを取る。

ラウンド進出と入賞の決定に使われたすべてのデータが、各ラウンドの結果発表後に公表される。

国際コンクールにおける審査の公正性と透明性については、2014年の「インディ国際」の セミファイナルの審査 を契機に議論が高まった。

その後2015年には、審査員団のメンバーに有名指導者を加えない、あるいは協議を交えず採点の機械的集計のみで審査結果を決める等、いくつかの国際コンクールで新たな方針を打ち出す動きが見られた。

「第1回上海アイザック・スターン国際ヴァイオリンコンクール」の審査員13名は、著名指導者の割合が少なくない構成だが、コンクール規約で出場登録前6ヶ月以内に審査員から3回以上のレッスンを受けた生徒は出場できないことを定めている。

「インディ国際」の審査結果に不快感を表明し、「コンクールは審査員の生徒がその中に含まれる場合は、フェアでなくなる可能性がある」と 問題提起した アーロン・ロザンド氏は、今回「上海アイザック・スターン国際」が示した方針について、以下のようにコメントしている。

「同コンクールの採点プロセス公開の原則は申し分ないものだ。近年コンクールの不正な審査結果が続出した後、ようやくメジャーなコンクールで公正な審査を実現する試みがなされつつあることは喜ばしい。さらに完全にフェアーなプロセスを確保するためにも、すべての審査員は自らの生徒をコンクールに参加させないことを徹底して欲しい。」

コンクール公式サイト

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

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