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城戸かれんさんが第4位 カール・ニールセン国際コンクール

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創設1980年、8人目の日本人入賞者

4月16日~22日、デンマーク・オーデンセで開催された「2016 カール・ニールセン国際ヴァイオリンコンクール」で、日本の城戸かれんさん(21歳 / 東京芸大4年)が第4位に入賞した。

日本人の同コンクールでの入賞は、前々回(2008年)第2位の林悠介さん以来、2大会ぶり。1980年創設以来、今回で11回を数える同コンクールのヴァイオリン部門通算では、8人目の日本人入賞者となった。

事前審査を通過した23名が、第1ラウンドで12名、第2ラウンドで6名に絞り込まれる展開の中、城戸かれんさんは群を抜く精緻なテクニックとヴィルトゥオーゾ性溢れる表現で両ラウンドを通過、セミファイナルに進出した。

波に乗るセミファイナルでも、雄弁さの中に気品を湛えたモーツァルトを聞かせ、惜しくも3名しか枠のないファイナル進出は逃したものの、第4位に入賞した。

同コンクールでは 既報のように、セミファイナルの審査において、審査員の意見が一致しなかったことが表面化。

入賞者発表セレモニーの席で、コンクール組織委員会が、城戸さんらファイナルに進めなかった3名のセミファイナリストを第4位とすることを発表する異例の展開となった。

城戸かれんさんは、「第60回(2006)全日本学生音楽コンクール」小学校の部・全国大会第3位、「第61回(2007)全日本学生音楽コンクール」中学校の部・全国大会第1位、翌年、中学2年生で「第28回(2008)ミケランジェロ・アバド国際ヴァイオリンコンクール」で第1位となった。その後も、「第12回(2009)ジョルジュ・エネスコ国際コンクール」ヴァイオリン部門 “Remember Enescu Award”、「第79回(2010)日本音楽コンクール」第2位、「第80回(2011)日本音楽コンクール」第3位、「第8回(2013)レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクール」”Youth Award” 等、早くから国内外の数々のコンクールで入賞実績を重ねてきた。

第1位は、韓国のイ・ジユン(Ji Yoon Lee)さんとブルガリアのリーヤ・ペトローヴァ( Liya Petrova)さんが分け合い、第3位はアメリカのルーク・フスさん。それぞれの国際コン入賞実績は下記の通り。

イ・ジユンさん(韓国)
「2012ソウル国際」第4位、「2013オイストラフ国際」シニア部門第1位、「2014インディアナポリス国際」第6位

リーヤ・ペトローヴァさん(ブルガリア)
「2004シュポア国際ユース」カテゴリーⅠ(14歳以下)第2位、「2013ティボール・ヴァルガ・シオン国際」第2位

ルーク・フスさん(アメリカ)
「2014アーヴィング・クライン国際弦楽」第4位.、「2014イサン・ユン国際」第1位

Prize Winners

1st prize Ji Yoon Lee (23) South Korea

1st prize Liya Petrova (25) Bulgaria

3rd prize Luke Hsu (25) USA

4th prize Karen Kido (21) Japan

4th prize Soo-Hyun Park (26) South Korea

4th prize Ji Won Song (23) South Korea

※The Odense Symphony Orchestra Prize, Children’s Jury Prize
⇒Ji Yoon Lee

※Best Danish Interpretation (of a new piece by Danish composer Jesper Koch)
⇒Soo-Hyun Park

コンクール公式サイト

演奏映像

【カール・ニールセン国際 概要・課題曲・過去の入賞者等】
【カール・ニールセン国際】 2016年4月にデンマークで開催

【2014年にはフルート部門で太田幸江さんが第2位】

photo by Carl Nielsen International Music Competition facebook

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

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