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【カール・ニールセン国際】 2016年4月にデンマークで開催

優勝者に1万2千ユーロ、CD録音と10回以上のコンサート契約

2015年はジャン・シベリウスの生誕150周年にあたるが、北欧には同じく今年生誕150周年を迎える作曲家がもうひとりいる。

デンマークを代表する作曲家カール・ニールセン(1865年6月9日 – 1931年10月3日)である。

そのニールセンの生誕地に近いオーデンセに、1980年、「カール・ニールセン国際音楽コンクール」が創設された。

近年はヴァイオリン・フルート・クラリネット・オルガンの4部門が、それぞれ4年に1度ずつ開催されているが、2016年は4月16日~22日に、ヴァイオリン部門が行われる。

事前審査(ビデオ審査)に通過した24名が、本審査(4ラウンド制 / 第1・第2・セミファイナル・ファイナル)に出場。

出場24名のうち第2ラウンド進出は12名、セミファイナル進出は6名、ファイナル進出は3名。

賞金は第1位が1万2千ユーロ(約150万円)、第2位が1万ユーロ、第3位が8千ユーロ。
第1位の副賞として、Orchid Classics からのCDリリースと、北欧あるいはヨーロッパで少なくとも10回のコンサートを行う契約が付与される。

Statue_of_Hans_Christian_Andersen_at_Odensephoto by Alf van Beem

審査員に演奏家、音楽業界関係者ら

審査員長は、デンマーク出身のヴァイオリニスト・指揮者で、1992年の同コンクール優勝者でもあるニコライ・ズナイダー氏。

審査員は、ルーマニア出身のヴァイオリニストで、ベルチャ弦楽四重奏団(大阪国際室内コンとボルドー国際弦楽四重奏コンで優勝)第1ヴァイオリンのコリーナ・ベルチャ氏、ベルリン・フィル 第1コンサートマスターのノア・ベンディックス=バルグリー氏の他、オーデンセ交響楽団(同コンクールのホストオケ)のコンマス、スウェーデンのロイヤル・ストックホルム・フィルやロンドンのウィグモア・ホールの関係者、アーティスト・マネージャーらも含まれている。

「パガニーニ国際」や「サラサーテ国際」と同様に、演奏家や音楽業界関係者らを審査団に多く迎え、「脱著名指導者」路線と入賞者のその後のキャリア支援を打ち出す姿勢を鮮明に表すものと言えそうだ。

同コンクールでは過去に、日本人では、林悠介(2008年第2位 / ハノーファー北ドイツ放送フィル ソロコンマス)、田野倉雅秋(2000年第1位 / 大阪フィル 首席コンマス)、松山冴花(1999年第2位 / ヴァイオリニスト)、Mariko Inaba(1999年第3位 / ヴァイオリニスト )、服部譲二(1988年第3位 / バレルリック・シンフォニー 共同音楽監督&首席客員指揮者)、矢口統(1984年第1位 / ルクセンブルク・フィル)、村田穂積(1980年第3位 / ドイツ・カンマー・フィル)の各氏が入賞している。

過去の入賞者

odense_concert_hallphoto by “Visit Odense”

事前審査は協奏曲とヴィルトゥオーゾ・ピース

事前審査(ビデオ審査)の課題曲は、任意の協奏曲の第1楽章(チャイコフスキー、ブラームス、ベートーヴェン、シベリウス、メンデルスゾーン)とヴィルトゥオーゾ・ピース。

事前審査は、、ニコライ・ズナイダー、コリーナ・ベルチャ、ノア・ベンディックス=バルグリー、Eugene Tichindinelenau (オーデンセ交響楽団 コンマス)の各氏が担当する。

第1ラウンドの課題曲は、バッハ:無伴奏ソナタとパルティータより任意の1曲、パガニーニのカプリースより任意の1~2曲、モーツァルトのソナタより任意の曲の1楽章(トータル25分以内)

第2ラウンドはデンマークの作曲家の作品、ベートーヴェンまたはブラームスのソナタより任意の1楽章、任意のヴィルトゥオーゾ・ピース(トータル25分以内)

セミファイナルはモーツァルト:協奏曲3~5番の任意の1曲をオケと共演し、アンコールピースとして任意のヴィルトゥオーゾ・ピース(3~5分)を演奏。

ファイナルは、ブラームス、ベートーヴェン、チャイコフスキーの協奏曲より任意の1曲とカール・ニールセン:協奏曲 Op.33 をオケと共演する。

申込締切は2015年11月1日となっている。

コンクール公式サイト

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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