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「第15回チャイコフスキー国際コンクール」-グランプリに賞金1000万円

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「第15回チャイコフスキー国際コンクール」が、2015年6月15日〜7月3日に、モスクワとサンクトペテルブルクで開催される。

開催部門は、ピアノ・ヴァイオリン(モスクワ開催)、チェロ・男声声楽・女声声楽(サンクトペテルブルク開催)の5部門。

入賞はヴァイオリン・ピアノ・チェロの各部門は第1位〜第6位まで、男声声楽と女声声楽はそれぞれ第1位〜第4位まで。第1位の賞金は3万ドル(約310万円)、第2位2万ドル、第3位1万ドル。

各部門の1位受賞者の中から「グランプリ」1名が選出され、その賞金は10万ドル(約1040万円)となっている。

ヴァイオリン部門のモスクワでの本審査は3ラウンド制(第1ラウンド・第2ラウンド・ファイナル)で、本審査に出場できるのは25名まで。

その前の選考プロセスが2段階あり、事前審査(書類と音源による)を通過した応募者が、本審査直前にモスクワで行われるオーディション(6/11〜14)に出場、そこでコンテスタントは25名程度までに絞り込まれる。

実質的には事前審査+4ラウンド制(オーディション〜ファイナル)と言えるだろう。

コンクール公式サイト

今回のコンクール開催に向けて、ロシア政府は先頃、2014年に4000万ルーブル(約1億1500万円)、2015年に3億ルーブル(約8億6200万円)の予算を計上することを決定した。

“Russia’s budget for 2015 Tchaikovsky competition”(“Slipped Disk”)

現在、国際政治面では難しい立場にあるロシア政府だが、来年の「チャイコフスキー国際コンクール」を国家プロジェクトとして推進し、芸術分野でその存在感を世界にアピールしたいところだろう。

賞金は確かにビッグだが、25名の本審査出場者の旅費は全額無償とはならず(宿泊・食費は提供されるが、往復交通費は1000ドルまでしか補助されない)、また、モスクワでのオーディション参加のための旅費は、本審査に進めなければ全額自己負担となってしまう等、参加者への援助の点では物足りない側面もある。

応募締切は、2015年2月1日。
※付記: 応募締切はその後、2015年3月1日までに延長された。

photo : Wikimedia Commons

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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