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「ソウル国際コン」ヴァイオリン部門、日本人が連続最高位

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ここ一番の “シベリウス”

世界最高水準の実力と層の厚さを誇る韓国勢のお膝元のコンクールで、日本人が連続して最高位入賞。ファイナルの演奏曲は、いずれもシベリウスだった。

3月28日・29日に行われた「2015 ソウル国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門ファイナルの審査で、日本の辻彩奈さん(17歳)が第2位(最高位)に入賞した。

第1位は該当者なし、同位の第2位はアメリカのスリマン・テッカリ(Suliman Tekalli)さん(27歳)だった。

「エリザベート国際」・「インディアナポリス国際」のセミファイナリスト、「メニューイン国際」シニア部門入賞等の実績を持つ実力者揃いの6名が臨んだファイナルで、辻さんはシベリウスの協奏曲をチャン・チヨン(Chi-Yon Chung)氏指揮: スウォン・フィル(Suwon Philharmonic Orchestra)と共演した。

アメリカの弦楽情報ニュースサイト「ヴァイオリン・チャネル」が、辻さんの演奏映像を紹介している。

“NEW TO YOUTUBE | Ayana Tsuji, Top Prize – 2015 Seoul International Violin Comp [VIDEO]”

同コンクールでは前回(2012年)、日本の毛利文香さん(当時18歳)が史上最年少で優勝しているが、毛利さんもファイナルでシベリウスの協奏曲を選んでいる。(毛利さんは「第54回パガニーニ国際」のファイナルでもシベリウスを演奏、第2位に入賞した

辻彩奈さんは、「第63回(2009年)全日本学生音楽コンクール」小学校の部・全国大会 第1位、「2012年メニューイン国際コンクール」ジュニア部門 ファイナリスト、「第82回(2013年)日本音楽コンクール」第2位と早くから国内外の主要コンクールで実績を重ね、16歳で初めて挑んだシニア国際コンクールとなった「第9回(2014年)インディアナポリス国際ヴァイオリンコンクール」でセミファイナリストに選出され、審査員特別賞(“パガニーニ:カプリース ベスト3パフォーマンス 第2位)を受賞した。

今回第4位のクリスティン・ソヒョン・リム(Christine Seohyun Lim)さん(アメリカ)、第5位のステファン・キム(Stephen Kim)さん(アメリカ)とは共に「第9回インディアナポリス国際」のセミファイナルでも競演している。

そんな好敵手らを抑えての価値ある最高位。

国際舞台でのさらなる飛躍を予感させる17歳の快挙であった。

同コンクールは41名が出場し、24名が第2次予選、12名がセミファイナル、6名がファイナルに進出した。

受賞者は以下の通り

1st Prize: Not Awarded

2nd Prize: Ayana Tsuji (Japan)

2nd Prize: Suliman Tekalli (USA)

3rd Prize: Peter Iivonen (Finland)

4th Prize: Christine Seohyun Lim (USA)

5th Prize: Stephen Kim (USA)

6th Prize: Xiao Wang (China)

公式サイト

出場者の演奏動画

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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