Violinear

スポンサーリンク

「2015 エリザベート王妃国際音楽コンクール」-開催概要

国際ヴァイオリンコンクールの “最難関”

「2015 エリザベート王妃国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門が、2015年5月4日〜5月30日に、ベルギー・ブリュッセルで開催される。(前回は2012年)

世界の国際ヴァイオリンコンクール3大メジャー(エリザベート・チャイコフスキー・インディアナポリス)の中でも、最も長い歴史と権威を誇る「エリザベート国際」はヨーロッパ楽壇の登竜門として知られ、入賞者は賞金(優勝賞金2万5千ユーロ / 342万円)の他、ベルギー各地でのガラコンサートに加え、ヨーロッパ各国での様々なコンサート契約を手にするチャンスを得る。

また、その回の「エリザベート国際」セミファイナリスト以上に選出されたコンテスタントを軸に、その後の国際コンクールの入賞争いが展開することもしばしばあり、国際ヴァイオリンコンクールのまさに最難関に位置している。

DVDによる事前審査によって選ばれたコンテスタントが出場する本審査は3ラウンド制で行われる。(第1ラウンド 5/4~9、セミファイナル 5/11~16、ファイナル 5/25~30)

各ラウンドへの進出枠はセミファイナルが24名、ファイナルが12名。第1ラウンドへの進出枠は設定されていないが、前回(2012年)は88名だった。(棄権が10名出て実際に第1ラウンドに出場したのは78名)

ファイナリストを「隔離」 求められる高度な読譜力

「エリザベート国際」の名物と言えば、ファイナリスト12名の「隔離」である。

セミファイナル終了からファイナル開始まで8日間の間隔があるのはこのためで、ファイナリストらは「エリザベート王妃音楽大学」キャンパス内の森にある静かな施設に1週間滞在し、滞在中はオーケストラとのリハーサルを除き外部との接触を原則禁じられる。

そこで12名は、ファイナルに弾く協奏曲の最終仕上げと共に、コンクール委嘱の新作(協奏曲)の譜読み・アナリーゼ・練習に集中して取り組む。

コンクール委嘱作の楽譜は施設に到着と同時に渡されるので、1週間で新曲を完成させなければならず、ヴァイオリンの技術だけでなく高いレヴェルの初見・読譜能力が求められることになる。

施設内へのスマートフォンやPCの持ち込みは厳禁だが、食事は充実しており、スウィーツは食べ放題、ファイナリスト同士の交流は自由だという。

事前審査課題曲はバッハ、パガニーニ、ソナタなど

11月中旬より 公式サイト 上でオンライン申込がスタートする。

DVDに録画する事前審査の課題曲は以下の通り。(以下の順で録画)

  1. バッハ:無伴奏ソナタ1~3番より任意の1曲の最初の2楽章
  2. パガニーニ:24のカプリースより任意の1曲
  3. モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトより任意のソナタ(あるいはソナチネ)1曲の第1楽章
  4. ピアノ伴奏による任意の1曲。無伴奏及びオーケストラ伴奏は不可。

応募締切は2015年1月10日。事前審査の結果は3月15日に発表される。

2015 ヴァイオリン部門 規定書(PDFファイル)

queen_elisabeth_competition_banner_

スポンサーリンク
 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

スポンサーリンク
Return Top