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【パガニーニ国際】 “著名指導者” はゼロ 審査員7名を発表

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「国際コン」審査員常連の有力指導者はゼロ

イタリア・ジェノヴァで開催される「第54回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール」は、2月10日、審査員メンバー(7名)を発表した。

選ばれたのは、オーケストラや歌劇場のディレクター、ジャーナリスト、マネジメント会社幹部、国際コンクールに入賞実績のあるヴァイオリニスト、オーケストラのコンサートマスター等。

国際コンに多くの生徒を送り込む有力指導者は含まれておらず、「メジャーな指導者は審査員にしない」との方針を示していたファビオ・ルイージ氏の意向が明確に現れた人選となった。

【審査員】

  • ファビオ・ルイージ(Fabio Luisi) チューリッヒ歌劇場音楽総監督、メトロポリタン歌劇場首席指揮者。 同コンクールのアーティスティック・ディレクター。 審査委員長
  • ヘイナー・マドル(Heiner Madl) チューリッヒ・フィルハーモニー管弦楽団マネージング・ ディレクター、ヴァイオリニスト、ヴィオリスト。 世界4都市で行われた同コンクールの予備選抜ステージの審査を務めた。副審査委員長
  • エンリコ・ジラルディ(Enrico Girardi) 「コリエーレ・デラ・セラ」紙編集者、音楽評論家
  • スティーヴ・ロジャー(Steve Roger) アーティストマネージメント会社社長(“ CAECILIA Artist Management Agency”)
  • バルトゥオミ・ニジョウ(Bartlomiej Niziol) チューリッヒ・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター、「1991年ヴィエニャフスキ国際」第1位、「1993年ロン=ティボー国際」第1位
  • パヴェル・ベルマン(Pavel Berman) ヴァイオリニスト、「1987年パガニーニ国際」第2位、「1990年インディアナポリス国際」第1位
  • ジュゼッペ・アクアヴィヴァ(Giuseppe Acquaviva) カルロ・フェリーチェ劇場アーティスティック・ディレクター

確かにコンクールへ多くの弟子を送り込む著名なヴァイオリン指導者は選ばれていないが、バルトゥオミ・ニジョウ氏は後進の育成にも熱心で、2009年にポーランドに国際マスタークラスを行う組織を創設し、そのディレクターを現在まで務めているようだ。

生徒が出場する可能性はないのか?

そうしたケースを想定して同コンクールは「審査員は出場者との個人的関係について公表し、過去2年間自らに師事した出場者の審査には加わらない」とのルールを定めている。

“Giuria”(審査員)(コンクール公式サイト)

2月28日より予選、日本人出場予定8名

「第54回パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール」は2月28日〜3月8日、イタリア・ジェノヴァで開催される。

3ラウンド制(予選、セミファイナル、ファイナル)の本審査に出場が予定されている31名中、日本勢は最多の8名、中国7名、アメリカ4名、韓国3名、ロシア3名・・・等となっている。

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photo by Maurizio Beatrici

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

ウジェーヌ・イザイ(List

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