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坪井夏美さんが第4位 NZマイケル・ヒル国際コンクール

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少数精鋭の難関国際コンで日本人初入賞

6月6日~13日、ニュージーランドのクイーンズタウンとオークランドで開催された「2015 マイケル・ヒル国際ヴァイオリンコンクール」で、坪井夏美さん(日本 / アメリカ 東京芸大4年)が第4位に入賞した。

日本人の同コンクールでの入賞は史上初。

優勝は、オーストラリアのスヨン・カン(Suyeon Kang)さん(「2012ブエノスアイレス国際」第3位、「2010メニューイン国際」シニア第3位)。スヨン・カンさんは先頃(5/4~30)行われた「エリザベート王妃国際音楽コンクール」でもセミファイナリストになっている。

同コンクールは2001年から2年毎に開催されており、今回で8回目。ヨーロッパのメジャー国際コンに比べて歴史は浅いが、過去の優勝者にはジョセフ・リン(2001年 ジュリアード弦楽四重奏団第1ヴァイオリン)、ナタリア・ロメイコ(2003年)、ニン・フェン(2005年)、ヨゼフ・シュパチェク(2009年 チェコ・フィル コンサートマスター)ら、現在第一線で活躍するヴァイオリニストらの名が並ぶ。

DVD・書類による事前審査で選ばれる本審査出場者は18名と少数精鋭。同コンクールでは本審査出場者を「セミファイナリスト」とし、4ラウンド制で行われる本審査は事実上のファイナルの舞台に位置付けられている。

坪井夏美さんは、重厚な課題曲群で構成された本審査第1ラウンド(バッハ無伴奏、パガニーニカプリース、「白鳥の湖」コンマスソロ、サロンピース)と第2ラウンド(モーツァルト協奏曲1楽章、ソナタ、コンクール委嘱作、ヴィルトゥオーゾピース)を突破、6名に絞られた第3ラウンド(ペートーヴェン三重奏曲)へ進出した。

上位3名で争われるグランドファイナル(オークランド・フィルと協奏曲を共演)への進出は惜しくも逃したものの、揺ぎない技術に裏打ちされた幅広く訴求力のある演奏で、第4位に入賞した。

坪井さんはアメリカ・ニューヨーク州生まれ、イギリスにも2年半滞在した。「第61回(2007)全日本学生音楽コンクール」中学校の部・全国大会第3位、「第81回(2012)日本音楽コンクール」第3位、「第12回(2014)東京音楽コンクール」第1位。
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Prize Winners

1st prize  Suyeon Kang (オーストラリア) ※聴衆賞

2nd prize  Eunae Koh (韓国) ※室内楽最優秀演奏賞

3rd prize  Timothy Chooi (カナダ)

4th prize  Natsumi Tsuboi (日本 / アメリカ)

5th prize  Elly Suh (アメリカ / 韓国)

6th prize  Marie-Christine Klettner (オーストリア)

コンクール公式サイト

オンデマンド映像

課題曲一覧

photo : Michael Hill International Violin Competition

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 ヴュータンは壮大なスタイルで書きました。その音楽はどこをとっても豊かでよく響くものです。自分のヴァイオリンをよく鳴らそうと思うなら必ずヴュータンを弾いてほしいですね。

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